会長挨拶

知道会 会長
江幡秀則

2024年(令和6年)11月の知道会代議員会において前任の稲葉節生会長の後を受け、第12代の会長に就任いたしました昭和47年卒の江幡秀則でございます。

知道会会員の皆様には日ごろから本会の活動に対しご理解とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。

母校水戸一高は2028年(令和10年)に創立150周年を迎えます。「自主、自立」の校風のもと、「至誠一貫」「堅忍力行」の校是とともに先輩の皆様が築き上げてこられた歴史は、確実に引き継がれて多くの知道会会員が国内外で活躍されており、母校の後輩たちにとっては大きな誇りです。

知道会の豊富な人脈という財産を活かして母校の支援を続けて行くことは同窓会組織として重要なことであり、知道会の強化につながるものです。

本校の1学年の生徒数は2020年度までの8クラス320人から2021年度に7クラス280人、そして2022年度から6クラス240人と推移し、2024年度からは附属中学校からの80名の入学を含む240名(高校募集160名)体制となりました。少子化の影響を受けて近年卒業生の数が減少していることをご理解いただけると思います。

今後の知道会の運営を考える時、将来的な会員の減少は避けられず会費収入の減少による財務基盤の弱体化、それによる活動自体の低迷が懸念されます。

知道会の強化のため今後はどうしたらより多くの会員の皆様に知道会の活動に参加していただけるか、特に現役の大学生を含む若いOBの皆様の参加が重要な課題になってきます。SNS等の活用を含む積極的な情報発信を行いながら、幅広い年代の皆様に知道会の活動に参加いただけるよう知恵を絞ってまいります。

まもなく迎える創立150周年に向けての記念事業を含め、知道会の役割は在校の後輩たちへの支援と会員相互の親睦のための活動であります。皆様方の一層のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

幹事長挨拶

知道会幹事長 河野秀幸

2018(平成30)年11月に幹事長に就任いたしました昭和63年卒の河野です。歴史ある知道会の幹事長として、責任の重さを感じております。

2021年度からスタートした併設型中高一貫校への改革を受け、新たな時代を迎えた母校。これまでにも数多の変革期を乗り越えながら築かれてきた水戸中学・水戸一高の伝統や校風を受け継ぎ、そして新たに紡ぎ出してゆく後輩たちを、会員の皆様とともに応援して参りたいと思っております。

生徒数減にともなう会員数の減少、規模の縮小が危惧される中、ここ最近、大学生会員の参加が徐々に増えてきていることはとてもありがたいことです。知道会が母校への支援を維持していくためには、若い会員の皆さん方にも参加して楽しく、役に立つような組織であり続ける必要があります。

各地域知道会や職域知道会との連携や運営費の問題など課題も数多くございますが、国内外を問わず幅広い分野で活躍する卒業生4万名のネットワークという大きな財産を活かして、本会の目的である会員相互の親交をはかり、母校の発展に最大限の支援ができますよう努めて参ります。

今後とも会員の皆様の知道会へのご支援ご協力を心からお願い申し上げます。